PRはミスマッチを生むもの?なくすもの?
――社員が0人だった会社社長がマスターしたニーズに応じた“PRの形”

株式会社ミライフ

ミライフ社にもたらしたストーリーの効果とは?

次世代リーダー、事業責任者を目指す方向けの未来志向型キャリアデザインエージェント事業を展開する株式会社ミライフ。「働く、生きるをHAPPYに」をビジョンに2016年に設立された。代表取締役社長の佐藤雄佑さんは、PR Tableを導入するまで、「PR活動はミスマッチを生みやすいもの」と考えられており、PR活動を特に行なってこなかったのだという。

「PRはミスマッチを生みやすいもの」と考えていた佐藤さんが「ミスマッチをなくすためのPR Table」を導入することになった経緯や結果について、お話をうかがった。

会社の抱える課題とPR Table導入後の効果

課題と目的

  • ミライフのエージェント事業は独自の特徴、強みがあると思っていたので、しっかりとキャリア相談者の方に価値を伝えていきたい。
  • キャンディデイトとの面談前に自社の思想を理解された状態でいてほしい
  • 会社の特徴を発信して知ってもらうことで、自社のカルチャーにフィットする人に興味を抱いてもらいたい
  • 「ミスマッチをなくすためのPR」というPR Tableの考え方を実践したいと感じた

効果

  • 求人募集をせずに、入社希望者が集まり、正社員数が急増した
  • いままで情報発信できていなかったが、情報を発信したことでキャリアカウンセリングのはじめの一歩である関係性の構築が円滑になった

PRはミスマッチをなくせるものなのか?挑戦心から始めたPR Table

PR Tableを導入したきっかけ

佐藤雄佑さん(以下、佐藤):リクルート時代の後輩の紹介を受け、PR Tableの大堀さん、菅原さんと知り合いました。私はさまざまな会社を知るのが非常に好きな人間でして。ふたりがどんな仕事をしているのか、単純に興味を抱いて話を聞かせてもらいに行ったことがPR Tableを知ったきっかけでした。

ただ、私はPRが嫌いな人間で(笑)ただ集客がたくさんできればいいわけではない、反響が大きければいいわけじゃないと思っているんですね。PRをすればするほど、ミスマッチの反響が生まれ、「断る」作業が発生してしまう。得られる成果よりも余計な仕事が増える側面の方が強いと思っていたんですよ。
「基本的にPRはミスマッチを生むものだと思っているんです」と彼らに話したら、大堀さんに「違います。PRはミスマッチをなくすものです」と言われて。考えを丁寧に発信していくことで、共感できる人だけを集めることができる。だから、ミスマッチをなくせるんだと熱弁されたんですね。そこで、「本当にミスマッチがなくせるのか挑戦してやろうじゃないか」とPR Tableの導入を決めました。

ただ、以前から「いいお客様からの相談が自然に来れば理想だなあ」とは思っていました。とても難しいことだとも思っていたわけですが。

PR Tableを導入して実現させたかった点はふたつあります。1つ目はうちの会社の独特な会社づくりやイベントを発信することで、転職希望者やキャリア相談をしたい人に「ミライフに相談しに行きたい」と思ってもらえるようにすること。

2つ目、ミライフで働きたいと思ってくれる人との出会いですね。ミライフのような個性的な会社は、PR Tableを用いたストーリー発信との相性がいいと感じたので、自社採用にもつなげたいと考えました。

導入は即決でした。僕、決断は公私ともに早いんですよ。家も探し始めて1週間で買ってしまったような人間なので(笑)

反応は上々。社員は0人から6人へと増加した

求人募集をかけない採用方針だからこそ、ストーリー発信が活かせた

佐藤:導入当初、うちには社員がいなくて。僕と完全在宅のメンバーだけだったんですね。そのため、発信も全部僕がひとりで担っていました。

社員がいなかったのは当たり前と言えば当たり前で、うちは採用募集を一切おこなっていないんです。というのも、ミライフが求めている人材は、僕らのカルチャーや方向性に共感した人だから。募集をかけてしまうと、どうしても会社のスペックを見て応募してしまいますよね。ミライフでいうと、「働きがいと働き方の両立」という観点から、「在宅で働けるんでしょ」「自由に働けるんでしょ」といったような、楽そうだというイメージを持たれてしまう懸念があって。僕らがほしいのはそういう人じゃないので。

そうした考えもあって採用募集はかけていなかったんですが、2017年4月に2名だけだったミライフでは、2018年1月を迎える今、結果として6人の社員が誕生しました。僕は、やりたいこと、考えていることをPR TableやSNSでひたすら発信し続けていただけです。
周囲の反応の良さも実感しています。FacebookでPR Tableの記事をシェアしてみたら「いいね」が300ついたりだとか。読んでくれた方もシェアしてくれたり、コメントをつけてくれたりと盛り上がりを見せています。

発信内容は、僕個人のメッセージやエピソードが中心です。社員が増えてきたので、社員エピソードも発信できるようになってはきていますが。そのため、コンテンツを読んでくれた知り合いには「雄佑らしいね」と言われることが多いです。

今はミライフにキャリア相談をしに来る人に、ストーリーの一覧のURLと「理想のエージェントをつくる」というタイトルの記事URLのふたつを面談前に送っています。この事前送付により、面談希望者との関係性構築がスムーズになったと感じています。キャリアカウンセリングって、まず求職者とカウンセラーとの関係性を築かなければいけないんです。誰だって信用できない人に自分のことなんて話せませんからね。

その最初の土台作りとして、コンテンツを読んでもらうことで円滑になりました。最初の段階から「共感しました!」と熱量がある人が多く、好感を抱いてくれている人も多くて。ありがたいですね。

「文章を読まない時代」に長文で発信をする効果を実感

発信するメッセージの強弱で「ミスマッチの起こらないPR」を実現する

佐藤:PR Tableでは、会社として僕がやっていきたいこと、やっていることを書き続けているわけですが、その書く行為によって考えがまとまるなと感じています。本当にやりたいことが見えてくるというか。毎月1本発信しているので、定期的に現状を振り返る機会にもなっていますね。PR Tableさんに良い意味でモニタリングされていることもあり、強制的に将来のビジョンを考えるきっかけをつくれていると思います(笑)。


また、ネタ集めに困ることはありません。僕が思っていることをただ書いているだけなので。書くこと自体に抵抗感はありませんでした。育休をとって主夫をしていた頃は、そのことを毎日ブログに綴っていましたしね。言葉で自分の想いを表現することは得意な方ではあるのかなと。

ただ、PR Tableは起承転結をつけて書くことと、起承転結の構成を保つために一定の分量が必要になるところが大きいですね。この文字数があるからこそ、表層的なことで終わらず、掘り下げざるを得なくなる。文字数を到達させるために、「そもそも、〜〜。」と振り返ったりなんかして(笑)。

僕が書いていたブログは1,000文字程度の短いものだったので、このフォーマットによる強制力が思考の深堀りに役立っていると感じています。「短い文章でなければ読んでもらえない」という風潮があるなかで、PR Tableは逆行していますよね。でも、読む人はちゃんと読んでいる。アナリティクスを見ると5分も滞在している人がいることがわかるし、「いいね」も何百単位でつく。すごく、ありがたいなと思います。

これからのPR Tableに期待すること

佐藤:サポートがあるのは助かりますね。自分の思っていることを書いていても、ポエムではなくコンテンツである安心感があるといいますか。直していただいて形になっていくと感じているので、表記の統一や表現の変更も含め、ありがたいと思っています。

編集する人によって、「ここが良くないです」とだけ言われる場合と「ここはこのように変えてみてはどうですか?」と言われる場合とがあるんですが、僕は後者がありがたいです。例がある方が、修正方法がすぐにわかるので。何度もやり取りするよりも、書いて出して直して、と1回で決着をつけたいですね。PR Tableさんの編集、信頼していますから(笑)。

自社採用でいうと、スペックや条件ではなく、とにかくミライフの価値観に惹かれて来てくれた人を採用したいと思っています。そのため、今後もあえて尖っているものやメッセージ性の強いものを発信していきたいです。

PRでミスマッチを起こしたくないのなら、きつく発信して狭い層にアプローチすればいいんだなということを大堀さんとの会話で理解したので。いっぱい集めるのではなく、ひとりふたりでもきちんと会社にマッチした人がやってくる。その確率を上げる発信をしていきたいですね。

株式会社ミライフ

社名

株式会社ミライフ

事業内容

・未来志向型キャリアデザイン・⼈財紹介事業

・戦略⼈事コンサルティング事業

・働き⽅変⾰事業

設立 2016年3月10日
URL https://www.miraif.co.jp/    
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