黒子から表舞台へ――社員にフォーカスしたストーリーを通じて「企業イメージ」と「バリュー」の変化に貢献

株式会社オズマピーアール

オズマピーアール社にもたらしたストーリーの効果とは?

株式会社オズマピーアールは、創業55年の老舗PR会社。国内にとどまらず国外の企業や、政府関係機関から公的団体まで幅広いクライアントを抱え、企画立案から実施まで多様なパブリックリレーションズサービスを展開している。

同社がPR Tableを導入したのは約1年前。今回は、ビジネス開発局コミュニケーションデザイン部の丹場大輔さんに、これまでにどのような効果や変化を感じたのかを伺った。

会社の抱える課題とPR Table導入後の効果

課題と目的

  • 外部ステークホルダーに対する情報発信に課題を感じていた
  • 「PRパーソンは黒子でいい」というメンバーのマインドを変えたい

効果

  • PR Tableのコンテンツが情報発信の第一歩を踏み出すためのトリガーに
  • 表に出るメンバーも増え、少しずつメンバーのマインドセットに変化が起こった
  • 講師の依頼がくるメンバーも登場した

PRパーソンも、発信力が求められる時代

PR Tableを導入したきっかけ

PR Tableを活用する前は、外部ステークホルダーに対しての情報発信に課題を感じていました。「オズマピーアールがどんなことをしているのか」「そもそもどんな会社なのか」が上手く伝わっていなかった気がしたんです。

これはPR業界全体に言えることかもしれませんが、どこか「黒子の美学」のような哲学を持っていて、あまり表に出たがらない社員が多いんです。そういった気風があるためか、あまりセルフブランディングも上手ではないんですよね……。

しかし、SNSの台頭で誰もが発信できるようになり、PRパーソンも自身の発信力を高めていかなければいけない時代になりました。その頃、フリーのPRパーソンやスタートアップのPR会社が、上手くSNSを駆使しながらプレゼンスを高めていたんです。そういった状況の中で、老舗PR会社であるわが社の価値も伝えていく必要性を感じていました。
そんななか、以前から気になっていたのが、オズマピーアールの出身者が率いるPR Tableでした。ストーリーテリングという手法を使って、共感を生み出すというこのサービスに魅力を感じていたこともあり、導入することに決めたんです。

また、PR Tableは業界の感度の高い人が集まってくる一種のコミュニティと認識しており、そこでの共感づくりのノウハウを学びたいという想いもありました。

「PRのプロフェッショナル」を日の当たる場所へ

みんなが聞きたかったPR歴の長いベテラン社員のストーリー

PR Tableでそうした「黒子たち」のストーリーの発信をはじめたところ、様々な効果があったんです。

PR歴の長いメンバーの記事の反響が一番大きかったですね。前職を含めてPR経験豊富な社員で、これまで数多くのPRアワードを受賞し、海外のPRアワードを受賞したこともあるんです。PR業界でも、社内でも一目置かれている信頼の厚い社員なんですが、これまであまり表に出ることがなかった。その人が若い頃どのような仕事をしてきたのか、またこれからのPR業界をどのように捉えているのか、そういった話を発信する機会があまりなかったんです。ただ多くの業界関係者が、その社員の話を聞きたいと思っていた。だから、その人のストーリーそのものに、社内・社外の多くのステークホルダーが興味を持っていただき、SNSでも大きな反響がありましたね。

バイネームで仕事をしている「個人」をアサイン

私は、記事に登場する社員の選定基準も明確に持っていたんです。それは、「バイネームで仕事をしている、あるいはこれからしていくひと」。つまりオズマピーアールという傘だけではなく、個が立っているメンバーを選ぶようにしたんですね。
 
狙いとしては、クライアントからの「指名型の受注」を目指す、ということです。オズマには様々なバックグラウンドを持った「PRのスペシャリスト」がいるということを知って頂きたかった。現状でも「指名」を受ける社員も多いのですが、そういったメンバーを増やしていきたいと。

そういう意味で、PR Tableを活用することで、今まで黒子的な役割が多かったオズマPRのメンバーが、「日の目を浴びる」ことに成功したかな、と感じています。

ストーリーの発信を機に「黒子の美学」マインドにも変化が

PR Tableを使って変わったこと

PR Tableの活用を開始したのが、前述の通り、対外的にオズマという会社についての情報発信を強化しようというタイミングでした。その意味で、PR Tableのコンテンツが第一歩を踏み出すためのトリガーになってくれたと思います。また、メンバーが、取材を受けることで、これまでの仕事について振り返れることは大きいと思いますね。自身のキャリアの棚卸しにもなるわけですから。

なかでもPR Tableを始めてよかったことは、今まであまり表に出てこなかったメンバーが対外的に出ていくきっかけになったことです。

ストーリーに登場した社員の専門性が対外的にも認知されるようになり、講師の依頼がくることもありました。

キャラが立った「プロフェッショナル」を増やす

今までの黒子の美学という暗黙知があったものから、表に出ていこうというように、社員のマインドにも少しずつ変化が起こってきているように感じますね。それはPR Tableを導入した成果の一つだと思います。

そもそも、業界全体でPRの価値や地位向上をはかろうとする機運があるので、我々もストーリーを発信することで、その波にうまく乗ることができたかなと。

これからも、情報発信を強化し、メンバーにどんどん表に出て行ってもらうことで、「キャラ立ち」していって欲しいと思いますね。「この分野だったらこの人に仕事してもらいたい」と思ってもらえるぐらいに。それこそ、ワイドショーのコメンテンターになれるぐらいのプロッフェショナルになってもらいたいです。

これからのPR Tableに期待すること

ストーリーテリングの手法を様々な分野に横展開していってほしいと思います。コンテンツだけでなく、PR戦略やステークホルダーとのあらゆるコミュニケーション領域に、ストーリーテリングの手法は有効だと考えていますので。

 PR Tableは一種のPR広報のコミュニティを形成している会社だと思うので、この業界をどんどん引っ張っていって欲しいなと。PR Tableが大きくなっていくと言うことは、PR業界も大きくなっていくと思うので、同志として一緒にこの業界を盛り上げていきたいです。

株式会社オズマピーアール 

社名

株式会社オズマピーアール

事業内容

国内、海外の企業、政府関係機関、公的団体などのクライアントに企画立案から実施まで、総合的な広報(パブリックリレーションズ)サービスを提供。

設立 1963年10月10日
URL  https://ozma.co.jp/  
START PR Table

PR のご相談はこちら

ストーリーテリングを始めてみませんか? ステークホルダーからの理解・応援を生む仕組みとサポートをご提供します。お見積りやお問い合わせは、お気軽にご相談ください。